西川美和 蛇イチゴ×ゆれる
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作成日時 : 2007/05/06 00:00
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理想どおりかは別として
人は
それなりに自分で思い描いた道を歩んでいるもんなんだな
と自分を重ねて思うことがあったり
喜ぼうが嘆こうが
すべて僕が選らんで歩んできた道なのだと

□ゆれる
監督・脚本:西川美和
出演:オダギリジョー、香川照之、
伊武雅刀、新井浩文、真木よう子
なにかと賞レースを賑わしていた印象のある映画ですよね
やっとこ観ることが出来ました
僕はそんなに面白くなかったですけど?
だって兄気持ち悪い(ぶるぶる)
普段どおり活字で先入観を入れたくないと思って
映画のストーリーもろくに触れずに
鑑賞に臨んだばっかりに
てっきり兄は精神障害をきたしている人なのかと
思ってしまったのでその意識を延々引きずってしまいました
でもタイトルのつけ方が素敵ですよね

『ゆれる』
千恵子のゆれる想い
裁判での弟のゆれる心理
兄のゆれる影の意識
各々が抱える揺れる心境を
象徴ともいえるつり橋で表現するところなんて
きれいにまとめきますよね
西川さんが脚本を書くとき
自身が見た「夢」をヒントに創るのだって
才能だよね
なんか身震いしちゃう
□蛇イチゴ
監督・脚本:西川美和
出演:宮迫博之、つみきみほ、平泉成、大谷直子
こちらも「ゆれる」と同じく家族を題材にした物語
僕は期待していたよりもずっと面白かったです
ブラックコメディの効いたユーモラスな脚本も良かったしキャスティングも申し分なく楽しく見ることが出来ました
家族って面白いね
意識とは別のところで
バランスが保たれているものなのだと思いました
兄のちゃらんぽらんぐあいと妹の優等生ぶり
堅気な父の横には辛抱強い母
と 家族に限らず団体に所属してると
自分の立ち位置が後から追いついてきているように
思えて
自分と重ねてみたりしてね
妹の倫子はものすごく真面目で
いつも正しいものが正しいって何の疑いもなく言える人なんだよね
もちろん間違っていないと思うのだけど
そういう人は意外と
自分が守られていることに気づいていないものなんだなと映りました
周りの人のことも気遣えるしすごく優等生なんだけど
大切されている立場にいたからこそ
なせる場所にいることに
気づいていないから正論がいつも正しいでいいんだ
みたいな
でもやっぱり宮迫兄は
妹が大切なんだなあと思うと
ちょっと じんとした
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