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zoom RSS ツィゴイネルワイゼン鈴木清順監督1980年

<<   作成日時 : 2012/10/14 02:40   >>

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ドイツ語学者、青地豊二郎と友人の中砂糺の二人が海辺の町を旅していた。二人の周囲を、老人と若い男女二人の盲目の乞食が通り過ぎる。老人と若い女は夫婦で、若い男は弟子だそうだ。青地と中砂は宿をとると、小稲という芸者を呼んだ。中砂は旅を続け、青地は湘南の家に戻る。歳月が流れ、青地のもとへ中砂の結婚の知らせが届いた。中砂家を訪れた青地は、新妻、園を見て驚かされた。彼女は、あの旅で呼んだ芸者の小稲と瓜二つなのである。その晩、青地は作曲家サラサーテが自ら演奏している一九〇四年盤の「ツィゴイネルワイゼン」のレコードを中砂に聴かされた。この盤には演奏者のサラサーテが伴奏者に喋っているのがそのまま録音されている珍品だそうだ。中砂は青地にその話の内容を訊ねるが、青地にも、それは理解出来なかった。中砂は再び旅に出る。その間に、妻の園は豊子という女の子を産んだ。中砂は旅の間、しばしば青地家を訪ね、青地の留守のときも、妻・周子と談笑していく。そして、周子の妹で入院中の妙子を見舞うこともある。ある日、青地に、中砂から、園の死とうばを雇ったという報せが伝えられた。中砂家を訪れた青地は、うばを見てまたしても驚かされた。うばは死んだ園にソックリなのだ。そう、何と彼女は、あの芸者の小稲だった。その晩は昔を想い出し、三人は愉快に飲んだ。中砂は三人の盲目の乞食の話などをする。数日後、中砂は旅に出た。そして暫くすると、麻酔薬のようなものを吸い過ぎて、中砂が旅の途中で事故死したという連絡が入った。その後、中砂家と青地家の交流も途絶えがちになっていく。ある晩、小稲が青地を訪ね、生前に中砂が貸した本を返して欲しいと言う。二〜三日すると、また小稲が別に貸した本を返して欲しいとやって来た。それらの書名は難解なドイツ語の原書で、青地は芸者あがりの小稲が何故そんな本の名をスラスラ読めるのが訝しがった。そして二〜三日するとまた彼女がやって来て、「ツィゴイネルワイゼン」のレコードを返して欲しいと言う。青地はそれを借りた記憶はなかった。小稲が帰ったあと、周子が中砂からそのレコードを借りて穏していたことが分り、数日後、青地はそれを持って小稲を訪ねた。そして、どうして本を貸していたのが分ったのかを訊ねわ。それは、豊子が夢の中で中砂と話すときに出て来たという。中砂を憶えていない筈の豊子が毎夜彼と話をするという。家を出た青地は豊子に出会った。「おじさんいらっしゃい、生きている人間は本当は死んでいて、死んでいる人が生きているのよ。おとうさんが待ってるわ、早く、早く……」と青地を迎える……。


ストーリーを楽しむというより画から感じる映画と印象が強いので、あらすじについてはネットから拝借することにしました。敬愛する映画監督が紹介していたことからずっとみたいと思っていた映画。

一応僕の世代からするとなじみがない時代もの 。着物を着たひとがでてくる映画だ。
「陽炎座」「夢二」とならんで大正浪漫三部作というくくりで呼ばれているそうだ。

答えがあるようでないようなところがあるため多くを語る事は難しいのですが、自分のなかで組み立てていく過程が楽しい。

原作があり、内田百間の「サラサーテの盤」より。

映画の内容もさることながら背景も興味深いもの。当日移動式映画館なるものが存在していて東京タワーのふもとで上映されたとか。

また登場人物を目でつい追ってしまう。
男も女も魅力的だった。

園と小稲の二役を演じた大谷直子は今みても普通に美人さんだと惚れ惚れした。周子の大楠道代の妖艶さも時間を感じさせないものがある。衣裳がえも多くて朱の帯とかモダンだなあと印象に強い。

そもそもはこのタイトルは曲の名前から。

スペインの作曲家、サラサーテが作曲したバイオリン曲。ジプシーの歌というような意味らしい。原田芳雄の役、まさに。
このレコードにはあやまって録音されていたサラサーテの話し声が入ったものがあって、そこから物語が始まって行く。




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